感動は心のエネルギーです

中高年向けの雑誌作りは難しいと言われています。若くて有能な編集長が中高年向けの雑誌を作ってもうまくいかないことが多いです。それはなぜかと言えば、読者の方が作り手よりも知的レベルが高いからです。決してIQが高いとか学歴が高いという意味ではありません。人生経験が豊富で実体験に基づく知恵や知識を持っていて、ちょっとやそっとのことでは感動しないからです。

知的レベルの高い中高年層は、さらに高いレベルの感動をもとめましょう。

はやりの映画を観ても感動できないことがよくある

アラフィフになると、超話題作の映画を観たり、とても売れている小説を読んだりしても、少しも感動できないことがあります。すでに今までの人生の中で、たくさんの感動作を観たり読んだりしているので、基準値が高くなっています。「ああ、この映画はあの映画の模倣だね」とか「この類いのプロットなら、あの小説の方が面白いよね」と、過去に経験した感動との比較をするので、どうしても感動の幅が小さくなりがちです。

また、若いころには深みがないものをみても違和感を覚えなかったのに、人生経験を経た知恵のおかげで、チープな展開には我慢できなくなったりもします。「この程度のことで、別れるなんてありえない」「死ぬなんて甘すぎる」と批判的な感情が先にでてしまい、感動するポイントを逃してしまうことがあります。

名作を掘り下げる、もっと専門的なものを追い求める

映画を観るなら若いころに観て感動したものの方が、面白いと感じられることがあります。昔は気づくことのできなかった見方もできますし、かつてどこが好きだったのかを思い出すこともできます。ノスタルジックな感情も交ざり、意外と感動することが多いものです。

小説も同じです。昔読んで面白いと感じた本を手にしてみましょう。同じように感動することができるかも知れないし、できないことで新たな発見をすることがあるかも知れません。「名作」なのに若いころには読めなかった本、観られなかった映画を試すのも一つの方法です。知的レベルの上がった今だからこそ、楽しめるということもあるでしょう。
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難しい専門書にチャレンジしたり、大学院などに入学したりして勉強しなおすことも良いでしょう。知的好奇心の探求は知的な感動を生み出します。若いころには難しくて理解できなかったことが、あっさりと理解できたりすることもあります。


知的レベルが上がった分、感動の基準値も上がっています。より高い刺激をもとめれば、かならず素晴らしい感動に出会うことができます。ワンランク上の感動を目指しましょう。


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