細身でなければセックスできないと思い込む女たち

ダイエットやエステが大ブーム。女性たちは、体重を減らすだけでなく、胸を大きく魅せヒップラインや腰のくびれをセクシーにしようと躍起になっています。体にメリハリをつけることが美しいボディの条件。女性たちは競って自らの肉体改造に取り組んでいます。エステサロンの客層は、若い女性ばかりではありません。お金に余裕のある40代以上の主婦たちもメインの顧客。夫に見せるためという人もいますが、他の男性に見られるためという人も少なくありません。



19世紀にはやりはじめた細身の女性

好まれる体型というのは時代や地域によって異なります。現代でもアフリカの一部地域では、太っている女性ほど魅力的と考えられています。時代的には、古代にはお尻が大きく太った女性が男性から好かれていたと考えられます。お尻が大きいと安産の可能性が高く、たくさん赤ん坊を生むことができるからです。社会が発展して豊かになると、女性に「スタイル」が求められるようになります。

19世紀の西洋では、女性がやせて見えるようにとコルセットが大流行しました。もともと子どもの体型矯正器具だったものを大人の女性が身につけるようになったのが起源だそうです。胸を大きく、腰のくびれを強調するため、とてもきつく体を締め付けたために、体調を崩す人も少なくなかったのだとか。自分ひとりでは力が足りず、複数の侍女たちに紐を引っ張らせてギュウギュウとしめつけたのです。

健康を害するという理由から20世紀に入りコルセットは使われなくなりましたが、その代わりに女性たちは肉体そのものの力で美しさを演出しなければならなくなりました。



頭の中でコルセットを締めつけ続ける女性たち

コルセットが使われなくなると、女性たちは自力で美しい体をつくらなければならなくなります。1960年代、70年代には、そうしたプレッシャーから自由になるために、ブラジャーをしない「ノーブラ」が流行ったりもしました。しかし、垂れ下がった乳房を見せてもセクシーではないために、次第にノーブラはすたれてしまいます。女性にとっては楽な生活習慣でしたが、美しい乳房の人でなければカッコよくなく、結局男性にモテないという理由からすたれていきます。

女性たちは頭の中にコルセットをインプットし、自分の理想体型に近づけるために努力をし始めました。食べるものの量を減らし、美肌や美顔、胸を大きくし腰をくびれさせ体全体を細く魅せるためエステに通います。男性に知力や財力を求める代わりに、女性は美しい肉体を男性に捧げようとしているのです。つまり、セックスしたくなる体作りに励んでいるわけです。エステに通うのは独身女性だけでなく既婚者も大勢います。若さを失った夫に愛想をつかした妻たちの中には、よその男性に抱いてもらいたいと考え始めた人もいます。

女性たちは男性に好まれる体をつくろうと必死になっています。若さを取り戻した妻たちは、その肉体をよその男性にもほめてもらいたいと考え始めます。男性は若さを取り戻さないと、いつの間にか妻を寝取られてしまいかねません。


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