ストリートガールはプリティ・ウーマン

1990年の映画「プリティ・ウーマン」。主題歌の「オー・プリティ・ウーマン」は1964年のロイ・オービソンのヒット曲ですが、この映画のおかげでリバイバルヒットしました。街頭で客引きをする娼婦が大富豪と恋に落ちるという、絶対にあり得ない展開の物語。どこからどう見てもチープなストーリーですが、なぜか感動の名作に仕上がっています。1990年度に全米No.1の興行収入をあげ、ジュリア・ロバーツはゴールデングローブ賞を受賞しました。
ジュリア・ロバーツのピュアな瞳と天底抜けの笑顔は、主人公が娼婦であることをすっかり忘れさせてしまうほどの魅力があります。どんなにバカにしながら観ても、結局最後には感動してしまう素晴らしい作品です。
プリティ・ウーマン(1990) | Movie Walker

いつの間にかビビアンに引き込まれて涙する物語

実業家のエドワードは道に迷って、街角で客引きをしていた娼婦ビビアンに道を尋ねます。ビビアンが彼の車に乗ってホテルまでの道案内をしたことがきっかけとなり、ビビアンのシンデレラ・ストーリーが始まります。パートナーのいない彼の「恋人役」を演ずるため、エレガントな洋服を購入したり、レストランでの食事のマナーを学んだり。

最初は割の良いアルバイトのつもりで始めたビビアンですが、次第にエドワードのことを本気で好きになります。エドワードもビビアンのピュアな心に魅かれはじめ、二人はビジネスではなく本気でセックスをします。しかし、所詮はストリートガールと大金持ちの身分違いの恋。許されるはずはありません。二人は仲違いをして別れることになります。

最後には、シンデレラ・ストーリーは成就し、エドワードがビビアンを迎えに来るというオチ。映画を観ている側は、すっかりビビアンに感情移入させられてしまっているので、「これで悲劇だったら許さないぞ」という気分になっています。ハッピーエンドに思わず拍手。美しいエンディングに涙できるロマンティック・コメディです。

現代版オードリー・ヘップバーン

ジュリア・ロバーツの作品にはオードリー・ヘップバーンを意識した作品がいくつかありますが、「プリティ・ウーマン」もその一つです。ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」は、花売りの娘が一流の学者の手でレディに成長していく物語。このストーリーをなぞって「プリティ・ウーマン」は創られています。他に「ノッティングヒルの恋人」は、「ローマの休日」をベースにしています。

映画の中でジュリア・ロバーツのヌード場面が少しだけ登場しますが、残念ながらボディ・ダブル(替え玉)です。実際にかなりグラマーで、映画「エリン・ブロコビッチ」では、半分胸を露出した衣装がセクシーです。

単純なシンデレラ・ストーリーながら、引き込まれてしまうエロティックでロマンティックな映画です。


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