「強い男」ではいられなくなっている!?

近年は「草食系」などという言葉も流行し、男性が弱くなってきたという印象があります。しかし、もともと男は強かったのでしょうか? 社会の仕組みが男性優位に作られていて、その中で安住してきたという面はなかったでしょうか? 少なくとも男性が「制度的」に守られてきたことは確かです。近年まで、企業の新卒採用の場面では女性が男性と同等の立場で採用されることはありませんでした。上司が部下の女性にセクハラをすることが問題になることもありませんでした。

「女性は能力が低い」ので家庭におさまり、子づくりをしていればいいのだ、という考えが一般的だった時代というのは、男性にとって過ごしやすい社会でもあったのです。ところが「男女平等」が進み、大卒女子が「幹部候補」として活躍し始めると、実は男女の間に実力差がないことが明らかになってきました。男性たちはもはや「強いふり」をすることも難しくなってきたのです。

できちゃった婚をねらう男たち

かつて結婚を望む女性の「奥の手」は妊娠でした。「今日は安全日だから」と避妊をさせないでセックスし、妊娠すると相手の男性に結婚を迫る、というテクニックがありました。近年では逆に、男性の側がこの手を使うようになっているそうです。なかなか結婚したがらない女性をその気にさせるために、わざと妊娠させて逃げられなくするというのです。

最近はやりの「できちゃった婚」は、女性が望んでいるというよりも、男性側の希望によりそういう結果になるケースが少なくないようです。女性たちが自らの生きがいを求めて働き結婚に対してそれほど前向きではなくなると、男性は何とか「決めたい」と思うようになるのでしょう。タネをばらまく本能というよりも、自己防衛のために妊娠を狙うようになるのです。

子どもを作ることが「かすがい」ではなくなる時代

「妊娠したから結婚する」という発想は、過去のものになりつつあります。ヨーロッパでは婚姻届を出さない「事実婚」カップルが増え、出産しても籍をいれないで「婚外子」として育てるケースが多くなっています。もはや、「妊娠=結婚」ではなくなってきているのです。そうした生き方を望むのは男性よりも圧倒的に女性に多いのが特徴。「イヤになっても別れやすい」「結婚するより事実婚の方が、子育てに協力を得やすい」などの理由があるようです。

こうした傾向は、今後わが国でも流行る可能性はあります。「結婚してもらえない男たち」が増えてしまう可能性があるのです。また、熟年の離婚も増えています。かつての「一度結婚したら一生涯添い遂げる」という発想や、「子供のために離婚できない」という考え方は薄れつつあります。

「男は強い」という社会的イメージは崩壊しつつあります。それにともない女性たちは自立をし始めました。結婚や出産が女性の生き方を縛ることもなくなってきました。男が女にモテるためには「強さ」だけでは足りなくなっているのです。知性ややさしさ、セクシーさは、ますます重要になってくるでしょう。ちゃんとセックスできることもとても大切です。


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