『タンポポ』食と性の関係

食欲、性欲、睡眠欲。人間の3つの欲求に正直に生きることは、人として大事なこと。若さを保つためには、常に欲望をむき出しにしましょう。それを最も体現している映画を紹介するとすれば、やはり日本映画の『タンポポ』しかありません。

ラーメン屋の話のはずがエロ満載

山崎努扮する流れ者風のタンクローリー運転手が、売れないラーメン屋を立て直す物語が基本ですが、合間合間に出てくる食に対するエピソードには思わず生つばを飲みこんでしまいます。

さらにそれと交差する形で出てくるのが性欲と食欲を重ね合わせたエロいシーン。白いスーツに身を包んだ謎のやくざ者、役所広司が情婦や海女と見せるシーンの数々は何度見てもムラムラしてしまういやらしいもの。

卵の口移しを真似した人も?

中でも、情婦と生卵を口移しして飲むシーンはエロティックな映像の頂点とも言える官能的なもの。途中、割れてしまう卵の黄身がどうしても精液を連想させてしまいます。食べることと愛し合うこと、食と性というのは常に密接な関係にあるのですね。

その後も情婦とのベッドシーンで胸に調味料をかけてむしゃぶりつくシーンが繰り広げられます。そして生きたエビをお腹に乗せてくすぐったがって笑う情婦。このシーンでかなりの男性が勃起していたのではないかと思われます。何しろ情婦役の黒田福美が超絶的に色っぽいのです。ホクロの位置も完璧なエロ女ぶりを発揮しています。

このあたりで、若い頃の性欲ビンビンだったころを思い出してしまうかもしれません。きっと、「こんな女とセックスしてみたい!」と思うはずです。もしも我慢が出来なかったら映画を観ながら彼女や奥さんとイチャイチャすると良いでしょう。かなり興奮して燃え上がること間違いなしです。女性もこうしたエッチシーンにはムラムラするものです。

そして物語の後半では、海で若い海女が獲った生ガキを殻つきのまま食べる男が唇を切って出血してしまいます。その子で女の子が血を舐めるようにキスをするのですが、そのシーンがまたドエロです。あんなシーンを良く平気で人前で出来るなと感心してしまいますが、まさに性と生、食と生と死を表現した名シーンを是非とも確認してほしいと思います。 男性にやがて訪れる死についても示唆しているのかもしれません。

そのほか、ラーメンやチャーハン、オムライスやスパゲティ、フランス料理や中華料理と、さまざまなシーンでおいしそうな食べ物が登場しますので、単純にグルメ映画としても楽しめると思います。観る前にお腹を空かせておくと辛いかもしれませんね。

中年になると食欲も性欲もどんどん低下してしまいますが、この映画を観ることでどちらの欲もかなり甦るのではないでしょうか。


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